貴女は自分の性感帯についてどのくらいご存じですか?そもそも、性感帯とは何かご存じでしょうか?性感帯とは、刺激されて気持ちがいいと感じる場所を指し、性器周りはもちろん膝や指など、身体中にくまなく存在しています。

なんとなく、刺激されて気持ちいいなと思う場所があったとしても、何故だか詳しくわかっていない人がほとんどなのではないでしょうか?しかし性感帯はきちんと仕組みを理解し開発する事で、今以上に気持ち良くなることができるんです!ここでは

・女性の性感帯って何?
・身体の12個の性感帯
・性器の4個の性感帯
・どれが最も簡単?
・どれが最も刺激的?

に分けて、全身の性感帯はもちろん、性器周りの性感帯、それらを感じる難易度と最も気持ちがいい快感までを詳しく解説していきます!読み終わる頃には貴女も、新たな性感帯に目覚めているかも!?是非最後までお付き合い下さい。

女性の性感帯って何?

女性の性感帯といえば、クリトリスや乳首などわかりやすい場所を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、開発されるとどこを触られても気持ちがいいという状態になる事ができます。女性の身体は全身が性感帯になり得ると言われており、あらゆる場所にくまなく存在しているものなのです。

幼い頃、友達同士の遊びやスキンシップで、くすぐりあった経験がある人も居るのではないでしょうか?実は、普段は触れるとくすぐったく感じる部分が、性的に興奮している時に触れられると快感に変わる場所のことを、連想性感帯と言います。

上から耳、首筋、脇の下、背中、おへそ、恥丘、内ももなどが特に連想性感帯になりやすいと言われています。

性感帯は何度も刺激を受けることにより、徐々に開発されていきます。そのため、繰り返し刺激することが大切です。最初はくすぐったく感じるだけだった場所でも、身体が感覚を覚えてくると感じる様になってくるのです!

身体の12個の性感帯

それではここからは、性感帯になりやすい10個の場所についてです。まずは前述した耳、首筋、脇の下、背中、おへそ、恥丘、内もも。そして意外な膝や手指、定番の乳首と唇、ちょっとニッチなへそとくるぶしについて詳しく解説していきます。

1.耳

耳にはツボがたくさんあり、膣や乳首にも通っている迷走神経というものも通っています。そのため、耳が性感帯になる人は非常に多いです。

一般的に男性は視覚で興奮すると言われていますが、それに対し女性は聴覚で興奮しやすいです。そのため耳への刺激に、唾液や息の音が加わると余計に興奮することができます。

優しく耳たぶにキスをしながら舌を這わせたり、唇で挟みながら甘噛みしたりと、色々な方法で耳を刺激してもらいましょう。息を吹きかけられたり囁かれたりしたときにゾクゾクする人は、開発できる可能が高いでしょう。

2.首

首、特に首筋は身体の中でもとても敏感な場所です。性感帯になり得る場所の中でも、比較的開発しやすいでしょう。

首というのは生物にとって急所でもありますので、そこに触れさせるというのは女性からしたら自分を相手にゆだねているのと同じことですよね。その感覚も相まって感じやすくなるのかもしれません。

手で優しくそっと撫でる、舌先で舐めるといった微かな刺激でも充分感じる事は可能ですので、優しく刺激してもらいましょう!唇にキスをしながら、指先のみうなじに這わせるのもいいでしょう。こちらも背中と同様に、フェザータッチを意識してもらってください。

3.脇の下

脇の下は多くの女性が汗を気にしたり毛の処理をしたりと、少し恥ずかしい場所ですよね。臭いも出やすいですし、多くの女性にとっては見られるたくない場所だと思います。しかし羞恥心を感じるからこそ、愛撫されることで興奮を覚えやすいです。

そして脇の下のすぐ近くに、スペンス乳腺尾部という乳房の延長である性感帯が存在します。この性感帯はなんと神経系が子宮まで直結しており、刺激をかなり感じやすいです。すなわち脇の下を愛撫すると、自然と子宮を愛撫していることになるのです!

舌先で舐めてもらったり、唇で甘噛みをしてもらったりして、充分な愛撫をされてみてください!

4.背中

背中の中でも、腰に近づくほどい感じやすくなると言われています。そのため下部から上部に優しく撫でるとゾクゾクする事でしょう。

背骨周辺は、多くの神経が通っているのでとても感じやすい場所になります。手を優しく腰辺りに添え、首筋のラインまでをゆっくりフェザータッチで撫で上げてもらうと、ゾクゾクとした快感が全身に広がります。

この際のフェザータッチは、産毛を指先でなぞるように、直接肌に触れるか触れないかくらいでゆっくり撫で上げてもらうのがポイントです。また、背中全体にソフトなキスを落としてもらうのもいいでしょう。

もしも余裕があるならば、わき腹も刺激してもらいましょう。くすぐったいと思いますが、それは快感に変わる合図です。手のひら全体を使ってなでたり、唇で軽く噛んでもらいましょう。

5.恥丘

恥丘とはクリトリスのその上、陰毛が生えているふっくら盛り上がっている場所のこと。陰毛の根元には性感神経が通っている為、女性にとって敏感な性感帯になり得る場所なのです。

手のひらで恥丘をやさしく包み込み、陰毛を上から下へと流れに沿って優しく撫でてもらいましょう。この愛撫により、髪の毛を撫でられているような気持ちよさを感じる事ができます。

手のひらで大きく円を描く様にマッサージをしたり、左右や上下に小刻みに動かして振動を与えると、クリトリスにまで刺激が伝わり非常に感じやすくなります。舌で舐められても気持ちがいいと思いますので、おねだりしてみましょう。

6.内もも

太もも、特に内ももは性器へのタッチを連想させる場所ですよね。その期待も相まって、想像力が働かされ、とても感じやすくなります。

下着を脱ぐ前に大きく丸を描くようなフェザータッチで、内ももをマッサージしてもらってください。あくまでも性器にはまだ触れないようにしてもらうと、寸止めの愛撫となりゾクゾクと感じる事ができるはず。

また、ひざ横辺りから性器に向かって舐め上げてもらうのもいいでしょう。性器に近づくにつれて敏感になっていく感覚は、一度味わったら忘れられませんよ!

7.膝

意外かもしれませんが、かなり多くの女性が膝の刺激に快感を覚える事ができます。膝の表にあるお皿を指先でゆっくり円を描きながらフェザータッチをし、徐々に内側へ指を沿っていくと気持ちがいいと感じやすいです。

また、膝の裏は皮膚が薄いため更に刺激が伝わりやすく、感じやすいです。これは性感帯であるというリンパ節が集中しているのも理由です。腹ばいになり、膝の裏をまっすぐ伸ばしたら優しくひっかくようにして刺激したり、舌先で舐めたり、ゆっくりキスを落としてもらったりしてむず痒い快感を味わってみましょう。

8.指

指先は身体の中で最も敏感な部位のひとつです。そして手首の下、小指には生殖器のツボというものがあります。小指には多くのツボが存在しており、そっとなぞったり押したりすることで、ホルモンバランス・ストレス・高血圧・血行不良に役立ちます。

ホルモンバランスはもちろん性欲に関わってきますし、血行をよくすると体温が上がり、興奮しやすく感度も高まる様になっています。

そして好きな男性に触れられることはリラックス効果があるので、当然ながらストレスの解消に繋がりますよね。

よく手を繋ぐというシチュエーションがあると思いますが、相手からの愛情や思いやりを感じやすい部位がまさしく指なのです。

9.乳首

乳首は第二のクリトリスと言われており、感じる女性が多いです。しかし性感帯になるまで開発するには、触り方が大事になります。

感度は側面よりも正面が強いので、まずは側面を優しく指で触れたり、軽くつまんだりして刺激してもらいましょう。興奮度が高まってきたら正面への刺激へとうつってもらってください。勃起した乳首を舌先で舐めたり、口の中で転がしたり、強弱をつけて吸い付いたりするのも効果的。開発が進むと、甘噛みをされて感じる場合もあります。

乳首を開発するときは、力の強弱に気を付けてもらいましょう。弱い刺激では物足りない女性もいれば、強い刺激は痛いという女性もいます。まずは優しくトントンとタッチしてもらうところから始めましょう。

10.唇

クリトリスや乳首に匹敵する性感帯が唇にあることをみなさん知っていましたか?唇の口角、つまり唇の両端にあたる部分が実はそうなのです。

また、キスは精神的に満たされる行為でもありますので、積極的に行うべきです!唇を合わせたり挟んだり、押し当ててみたり。また、左右にスライドさせて触れる様にお互いの唇の感触を楽しみましょう。ゆっくり舐めあげてもらうのもいいでしょう。

また、唇が性感帯になるのはもちろん、実は口の中にも性感帯になる場所があるんです。口の中は性器と同じで粘膜のため、直接快感を得やすい訳です!

代表的なのは、上あごのザラザラした場所と舌の付け根の下側です。上あごの性感帯はソフトな刺激で感じやすいので、舌先でそっと舐めてもらうのが効果的です。舌の付け根は、舌を奥まで差し込まれ、動かしてもらうと感じやすいです。

11.へそ

お腹の中でもおへそとその周辺は、とっても感じやすいです。何故ならおへそはとても皮膚が薄く、毛細血管が詰まっているのでとても敏感な場所だからです。

おへその周辺を舌で舐めたり、おへその中に舌をいれて刺激してみてください。吸ってみるのも特に感じることができる愛撫方法です。更に、おへそから指3本分ほど外側に存在するツボは性感を高めるのにも効果的なのだとか!

このあたりに中指と薬指を置き、少し力を込めて圧迫してみてください。未知の快感が味わえるかもしれません!

12.くるぶし

性感帯になり得るパーツで最も皆さんの想像になかったであろう場所が、くるぶしです。

実は骨が出っ張っている箇所は、性感帯になりやすいんです!くるぶしの骨が出ている部分を、優しく撫でるようにタッチしてみてください。

この際も緩急をつける事を意識してくださいね!また、くるぶしのすぐ横にある足首とかかとの間にあるくぼみも、指圧される様に押されると気持ち良くなれる場所です。

盲点であった足首周辺も丁寧な愛撫をこころがけましょう。

性器の4個の性感帯

身体の至る所に性感帯が存在するのはおわかり頂けましたよね。これらはとても重要な性感帯ではありますが、いわゆる性器を刺激するための前戯です。

ここからは、女性の性感帯の代表であるクリトリスや、Gスポット。そしてとうとうポルチオについてと、アナルからでも刺激できるというちょっぴりコアなAスポットについて解説していきます!

クリトリス

クリトリスとは、膣の上に位置する平均5mm~7mmほどのピンク色に近い突起の事を言います。触れるとビリビリとした刺激を感じる事が多いです。個人差があるため、平均よりも小さい人、大きい人と様々です。慣れない内は刺激してみても痛かったり、違和感の方が強いかもしれませんが、開発するうちにだんだんと快感に変わっていきます。

クリトリスはなんと生物学上ではペニスの名残と言われていて、刺激により硬くなったり、膨張したりもするんです!そのため刺激を与えて興奮状態になると、赤く膨れ上がるんですね。男性でいういわゆる勃起をしている事になります。女性もするなんて、ちょっと驚きですよね!

そして何故、クリトリスが敏感なのかというのも、ペニス全体に存在する8000以上の神経が数ミリの中に集まっているからなんです。クリトリスでの快感は、男性の射精に近いということ。かなりの刺激である事がおわかり頂けたでしょうか?

見つける方法

見つけ方は、鏡などを見ながら、M字開脚の姿勢で探すのがおすすめ。女性器を左右に開いてみると小陰唇というビラビラした皮があると思います。左右の皮が合わさる上の方に、小さい突起がありませんか?あったらそれがクリトリスになります!

刺激する方法

クリトリスの開発方法ですが、最初はショーツの上から触れてみましょう。クリトリスは前述通り、とても敏感な場所なため、いきなり直接触れると痛みを感じる事があります。布越しだと刺激が弱まり快感を得やすいです。初めは直接ではなく下着の上からさすってみたり、指の腹で円を描く様にして少しずつ刺激に慣れていきましょう。

気持ちがいいと感じてきたらショーツを脱ぎ、クリトリスに被っている皮の上から優しく圧迫してみましょう。ピンピンと指で弾いてみたり、優しく叩いてみるのもいいかもしれませんね。指先で押したり摘まんで振動を与えてみるのもおすすめ。様々な刺激方法で、好みの力加減や動かすスピードを掴んでみてください。

いよいよクリトリスの皮を左右にむいて、直接刺激をしていきましょう。この際も、いきなりの強い刺激を与えると痛みを感じると思いますので、自分の愛液やローションで充分濡らしてから優しく触れます。

いつも同じ刺激の仕方だと、その方法でしかオーガズムを感じられなくなってしまいます。そのため少しずつ刺激の仕方を変えながら、どんな方法でも気持ちがいいと感じられる様になる事が大切。なるべく多くのバリエーションを作りましょう。どんな方法でも気持ちいいと感じる事ができたら、クリトリスの開発は成功したと言えるでしょう!

クリトリスへの刺激におすすめしたいのは、ローターというセックストイです。楕円形のような、卵型をしたアイテムで、中に入っているモーターが回転することで振動を与えてくれます。サイズも小さく女性が使うセックストイの中で最もメジャーなので、所持率も高いです。

また、手のひらに乗る様な大きさであるため、ピンポイントでの刺激にぴったり。手に取りやすい価格のものが多いため、セックストイ初心者にはもってこいのアイテムでしょう!是非ためしてみてくださいね。

Gスポット

Gスポットは名前の通り、ものでなくスポット(場所)です。クリトリスの様になにかものがあるわけではないので、位置する場所にも非常に個人差があります。

大体膣の入り口から3~5cmほどのお腹側に存在し、その大きさはコインほどの人が多いです。しかしGスポットは場所だけでなく大きさ、感じ方まで本当に人それぞれなので、おおよその目安として考えてくださいね。

見つける方法

手のひらを上にし膣の中に中指を挿入してみてください。第二関節まで入ったあたりで第一関節を曲げると、少し違う触感の場所がありませんか?くぼんでいたりザラザラしていたりと様々ですが、周りと質感の違う場所があれば、そこがGスポットになります。

膣の位置は十人十色なので、上付きか下付きかなどによって場所が変わります。膣の位置がお腹側にあるほど上付き、肛門側にあるほど下付きと言われています。一般的な肛門から膣の長さは約4cmと言われているため、肛門から膣が4センチ以上離れていれば上付き、それよりも肛門に近ければ下付きです。

子宮の場所はどの女性も大体同じ場所にあるので、角度が上付きと下付きでは変わってきます。上付きの人の場合は子宮が斜め下側に下がった位置にあるので、まっすぐものを挿入した場合Gスポットに当たりやすくなります。

反対に下付きの人は、子宮と膣口の高さに差があまりないため、角度も緩やかです。まっすぐ挿入してもGスポットはあまり刺激されず、奥に当たる感覚が強くなります。自分の膣の付き方を理解するとGスポットも見つかりやすい上、刺激しやすい角度もわかるので、どうか測ってみてください。

刺激する方法

上述通りにGスポットを探しましょう。クリトリスの位置を時計の12時とし、11時から13時の間を探るとある事が多いです。目安として、10~20分ほど優しく叩くとオーガズムを感じることが出来ます。Gスポットの範囲内でも入口なのか、中心なのか、奥側なのか。感じやすい箇所も人によるので、一通り試してみてください。

Gスポットは感度が高まってくると、膨らんで充血してきます。指の腹を使い優しく膨らんだGスポットを縦に、リズミカルに撫でてみましょう。軽く押したり、低刺激の振動を長時間与えてみましょう。膣内を傷つけない様に、必ず爪は短く切っておいてください。

この際、ローションを使うのがお勧めです。膣内が充分に濡れた状態は気持ち良さが倍増するだけでなく、滑りが良くなるため爪などで傷をつけてしまうリスクも減らしてくれるのです。積極的に使用してくださいね!

Gスポットでイクコツは、外イキが出来る人であれば、先にクリトリスオナニーでイっておくこと。身体は1度オーガズムを感じると、その前の状態よりも敏感になっているため、再び感じやすくなります。Gスポットでのオルガズムを簡単にできる様になるまで、この方法を使ってみましょう。

Gスポットへの刺激には、バイブというセックストイが適しています。バイブとは電動バイブレーターの略で、男性器の形を模したアイテムのこと。膣に挿入して使います。

振動機能を基本として、スイング(回転運動)機能がついているもの、ピストン(上下運動)機能がついているものなど、その種類は多岐にわたります。Gスポットに特化したバイブは挿入した時点でGスポットに突起が当たる構造になっており、簡単にオルガズムへと導いてくれるでしょう。Gスポット開発をしたい人には欠かせないアイテムなので、積極的に使ってみて下さい。

ポルチオ

ポルチオとは、子宮の入口にある子宮が少し飛び出ている部位の事。膣の長さは平均8~10cmと言われているため、女性の指では届かないこともあるかもしれません。ポルチオはまず見つけるところから大変で、非常に難しいです。

その分、習得まで時間はかかりますが、ポルチオオルガズムは試す価値が大いにあるものです。気長に開発に取り組みましょう。

見つける方法

手のひらを上にし、中指をまっすぐ挿入してみましょう。指の最奥にコリっとした、もしくはムニっとしてる突起が当たりませんか?硬さや感覚は十人十色であるため明確でないのですがが、周辺の触感と比べ明らかに質感の違うものがあったらポルチオを探し当てられているでしょう。

女性の子宮はとても伸縮性があるのですが、妊娠や出産経験のない人はまだポルチオが固い事が多いため、感じにくくなっています。そのため出産をして子宮が柔らかくなってから、ポルチオオルガズムを感じられる様になったという人も多いです。反対に今は固い人でも、地道に開発をすすめ経験を積んでいくうちに、感じられる様になりますので、長い目で見る事が大切です。

刺激する方法

前述通り、ポルチオはクリトリスやGスポットと比べても非常に鈍感な部位。そのため初めは刺激を加えても、痛みを感じる事もあります。セックスの際などにいきなり強く突かれても、気持ちが良くなるどころか痛いだけで終わってしまうことも。パートナーと一緒に開発をするという人は、まずは優しくゆっくりペニスを押し込む様に刺激してもらう様に頼みましょう。

ゆっくりと上下にペニスを揺らしたり、円を描いてもらったり、8の字の動きをしてもらってください。だんだんと気持ち良く感じてくるはずです。少し体重をかける様に押さえつけてもらうのも効果的。

指でポルチオの開発をする際は、小刻みに手全体を動かして子宮全体を揺らすイメージで刺激してみて下さい。ポルチオはゆっくり押すことと、振動を与えることでイキやすくなります。一定のリズムで刺激を受ける方が集中しやすいので、意識しながら刺激してみてください。

ポルチオは他の性感帯と比べても、特に指で刺激しにくいため、是非セックストイを使って開発を進めて欲しいです。そんなポルチオにぴったりなのが、ディルドというセックストイ。

ディルドとは男性器を模した梁型のことで、バイブとの違いは振動機能などが一切ついていない事。本当にただの模型なんですね。だからこそ、自分の好きな角度や強さで刺激をすることができます。

とてもリアルな造りのものが多く、太さや長さも幅広い種類の中から選ぶことができるので、自分好みのものを見つけられるでしょう。パートナーと似たものを選べば、実際にセックスする際とのギャップも最大限に減らせます!

Aスポット

Aスポットは知名度がそこまで高くないものの、Gスポットよりも気持ちいい!という人もいるほど実は人気のある場所です。Gスポットよりも更に奥のほうに存在しており、子宮頸部と膀胱の間にあります。

男性の前立腺と同じ場所に存在しているため、女性の前立腺なんて呼ばれることもあります。

見つける方法

Aスポットは前膣壁に沿った場所にあり、膣の入り口から平均約8~10cmほど奥にあります。もちろん人により多少の差はありますが、Gスポットよりも確実に遠いところにあると言えるでしょう。

そのためAスポットの見つけ方は、まずGスポットを見つけるところから始めるのがスムーズです。上記の通りにGスポットを見つけたら、そこから更に5cmほど奥に指を伸ばします。

AスポットはGスポットと違い、感触に特に特徴がありません。しかしAスポットは圧力をかけると柔らかくなったり、スポンジ状の様に変化するので、その変化を判断基準にしましょう。

刺激する方法

奥の方を刺激されて、気持ちいいと感じる時はだいたいAスポットで感じていると言っても過言ではありません。子宮に当たっている、と感じる事のほとんどが子宮、すなわちポルチオではなくこのAスポットだったのです。

中イキのほとんどを締めるAスポットでのオルガズムは、全体で20%ほどの女性が体験したことがあります!

しかしAスポットは膣の奥の方にあるため、指や短いペニスだと届かないことも多いです。膣の長さは平均8cmほどと言われているため届くと思いがちですが、触れるだけだったり軽くつくだけではなかなか快感は得られないのです。

そんな時に役に立つのがセックストイになります!長さが5cm以上あり、カーブのあるものがAスポットの刺激には向いています。Gスポット用のバイブレーターで角度を変えつつ刺激するのが最も効果的です。

また、直腸壁と膣は想像以上に近く、隔たりが薄いので、実はAスポットはアナルからも刺激する事ができます!アナルセックスの際、女性は男性と違って前立腺がないのでオルガズムは難しいと思われがちですが、Aスポットを刺激することでアナルセックスでもオルガズムを感じる事ができます!さすが女性の前立腺と言うだけの事はありますね。

どれが最も簡単?

性感帯はそれぞれ感じられる様になるまでの難易度が変わるため、もしも貴女がどれもまだ経験していない様でしたら、クリトリスからの開発をおすすめします。

クリトリスは他の3箇所と違って身体の外側についているため見つけやすいですし、前述通り、とても敏感で感じやすいです。幼少期の頃などに無意識に開発されているパターンもあるほどですので、初めてのオルガズムにはピッタリでしょう。

どれが最も刺激的?

例えばクリトリスで感じる快感は、一瞬の稲妻が落ちた様な感覚、などと例えられる事が多いです。または、身体中に電気が流れる、なんて言う人もいます。この現象はいわゆる外イキと言われていて、これから説明する3つで感じられる中イキとは全く違う快感です。

それに比べGスポットやAスポットで得られる快感は、いわゆる中イキと言われていて、よく内側から大きな波が押し寄せてくる感覚、等と例えられます。クリトリスの様に一気に駆け上ってきて散る様なイメージではなく、ゆっくりと身体が温かくなってきて、全身に快感が広がるイメージです。イク瞬間、全身に激しい痙攣が起こる場合があるのも特徴。

ポルチオで感じる快感も、同じく中イキというものです。その感覚は身体の内側から何度も深い波が押し寄せる、等と例えられ、他の2つとの違いは連続イキができるということ。

連続イキは1度のセックスで何度もイク事、という認識をされがちですが、実は違うんです。いちどのオルガズムで複数回イク事を指します。ポルチオでの快感はいちどのオルガズムでの持続時間が長いため、最初の快感が続いた状態で次の快感が訪れる事が可能になります!

連続イキはその他の性感帯のオルガズムでは決して味わえない事です。その分、習得するまで難しいのですが、ポルチオで得られるこの快感が最も気持ちいいと言われています。

しかし、最も刺激的なのはこのポルチオオルガズムかもしれませんが、AスポットオルガズムやGスポット、はたまたクリトリスオルガズムの方が好きな人も居ます。感じ方も人によって本当にまちまちなので、ここに書いてあるばかりが事実ではありません。

なので、必ずしもポルチオによるマルチオルガズムにこだわる必要はないのです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?女性の性感帯はそれぞれに特徴があり、得られる快感も難易度も全く違う事がおわかりいただけたと思います。

身体中の性感帯を少しづつ開発すると同時に、膣で得られるオルガズムも習得する事ができたら貴女のセックスライフはより楽しく、素晴らしいものになることでしょう。

しかし、焦る必要はありません。女性のオルガズムは精神面が大切ですので、プレッシャーを感じたりストレスになっては遠のくばかりです。

ゆっくりじっくりと自己開発を進めて、より多くの快感を得られる様になりましょう!